Aiki Jarnal Vol27 商品価格改定のお願い

皆様お元気でしょうか? 海外からの入国制限も徐々に緩和され、 経済活動優先の兆しが出て参りました。

早く終息してほしいものです。 もっともコロナ禍で一度ついた行動習慣はすぐに元には戻らないことでしょう。

加えて 130円代に差し迫る円安、 世界的な政情不安、 原油高など、 過去類のないほど読みにくい情勢下で、

お客様も舵取りが難しい状況かと感じております。

 

先日、 とある化成品メーカーと話をした際に興味深い話を伺いました。
「コストを理由に国内製造から海外調達に切り替えた国内大手ユーザーが、

ここにきて国産に戻せないか打診してきている」 とのことです。 サプライ
チェーン再編の動きが凄まじい速さで起こっていることを改めて感じました。

間違いなく国内回帰、 近場でという動きは加速していくと思います。

しかしこの案件は、 国内メーカーで受けるところが無かったということです。
産業の空洞化の懸念は 30 年以上前から指摘されていたところですが、

国内の製造業が安価な海外に生産拠点を移してきた結果、

大型案件に即応できる設備や工場が残っていないのです。

 

それを聞いた時、 調達コストだけを追求することのリスクに気付かされました。

グローバル化した今、海外依存を減らすことは困難ですが 「低コストな海外、 高コストな国産」

のような考え方は一面的に過ぎるということでしょう。そうは申しましても、

外的要因による急激な価格変動は、 国産海外産を問わず対策を講ずる時間もなく続いております。

弊社取扱品におきましても輸入原材料を使った商品はもとより、 多数の値上げや納期遅延が

仕入先より通知されており、 お客様にご不便とご面倒をおかけしております。 また、

国内海外問わず化成品、 一部メーカー製品については二次価格改訂のお願いもせざるを得ない状況です。

安定供給を第一に、 在庫拡充など出来る限りお客様のご負担を少なくできるよう全力で対応して参りますので、

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

少しでも落ち着いた世の中が来るように願っております。 今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

<商品紹介①夏の一押し ジェラード & パフェ>

 

 

 

<商品紹介② ボリューム満点! 大きなスリーブ箱>

 

 

<商品紹介③ サスティナブルな素材>