Aiki's blog vol.8 HACCPのいろは③手洗い基準

HACCPのいろは③ 手洗い基準

 

 

<手洗いの基準>

 

手洗いって何のためにするの?

 

食品製造に携わる人は「手洗いに始まり手洗いに終わる」というくらい必須の項目となっています。

 

※厚生労働省HACCP手順書より

 

 

<手洗いの手順>

 

①流水で手を洗う。

 

②手洗い用の石鹸を使用し手のひら、甲、指の間、爪(爪用ブラシを使用)

 

③手首、肘等を約1分間かけて洗う。

→具体的な手順等に関しては日本食品衛生協会様のHPなどに

掲載されていますのでそちらをご覧ください。

 

手を拭くのは布タオルではなく、必ず使い捨てのペーパータオルなどを使用。

(せっかく菌が取れても再度菌をつけているのと同じことです。)

 

 ※①-③はできれば1度でなく2度手洗いを実施する。(ノロウイルスはアルコールでは滅菌できないため。)

 

⑤手が完全に乾いたのちにアルコール消毒する。

 

 

<いつ手を洗う??>

 

  • ①出勤時
  • ②トイレの後
  • ③汚染区域(工場以外)から戻る後
  • ④硬貨や紙幣、スマートフォンの使用後
  • ※②③は当たり前ですが④は意外と盲点かもしれません。

 

昨今インスタブーム等により工場内で写真や動画をとられる

お店かなり増えてきていると思います。

その際の画面は手の何倍も菌がついています。

ストーリーなどで動画を上げる場合の工場内のルール決め

などがまだない店舗様などはリスク回避に取り組まれること

をお勧めします。