3月度愛起社長ブログ
コロナウィルス(COVID19)が蔓延して人だかりや密室状態での接触が敬遠されるなか来客数も減少するのではと危惧される方もおいでになるかと思いますが、早く収束してくれますことをお祈り申し上げます。またバレンタイン、お雛様、ホワイトデーと立て続けにイベントがありお忙しいことと思います。
さて今月は少し前から話題になっております、SDGs 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」について少し触れたいと思います。これは現在世界中で海洋汚染の一つになっておりますプラスチックごみの問題、限りある資源で木材のチップの使用を少しでも減らしていく努力をする企業、団体または個人が目指すべきゴールの指標です。今では多くのプラスチックメーカー、印刷屋、紙業界では適合する商品作りに研究開発しています。
例えばバナナの茎を利用した紙もそうです。
植物由来の原料を使用した印刷インキ、強度を変えずに形式を変更して原紙使用量を減らした函等、
昨今の展示会ではこの4文字の英語を掲示しているところは多く、
今後は食品ロスまで幅広く運用されることかと思います。
しかしながら店頭にて食品ロスをあまりに進めると、
夕方にはショーケースに何も入っていないお客様に選んでいただくチャンスを失うこともあり
極端にすすめることはいかがなものかと言いたくなるのも事実です。
先日テレビで南極の平均気温が50年間で3℃上がったと言っていました。
確かに環境問題は重要なことです、次世代に向けて環境を壊さない努力をしていくことには大賛成です。
一番エネルギーの消費が多いのは温度変化をさせることだと聞きました。
真夏の暑い中クーラーもなしに耐えられるかどうか?またテレビ等では逆に夏の熱中症防止のため
クーラーの使用を勧めてきます。
皆様にとって今年は4月から栄養成分表示義務化、6月からのHACCP導入開始、
7月からレジ袋(バイオマス配合25%以上または袋の厚み50μ以上は除外)の有料化と軒並み改正されます。
いろいろ課題が多い2020年は包装資材の問屋だけでなく、皆様と一緒に悩み、
成長していく企業を目指して新たな取り組みを始める年となるでしょう。
小さな子供さんが夢を語れる業界になるためには日頃の努力は勿論、
まだまだ成長する道はあると思います。
まだまだいける和洋菓子、パン業界、ともに頑張りましょう。